最初のような最後の恋をしよう

最初のような最後の恋をしよう

なんだかんだでやっぱ好き

不器用で真っ直ぐでとても愛情が深い人

夢ならばどれほどよかったでしょう

今まで生きてきた中で、昨日ほどそう思った日はない。
これは私が見てる悪夢で、眠りから覚めたらいつもと変わらない日常が待ってることを期待した。


だけど、現実は変わらなかった。
彼は事務所を辞めて、音楽を学びに海外へ行ってしまう。
嘘であってほしかった。夢であってほしかった。






報道が出たときは全く信じなかったし、気にも留めてなかった。
誰があんな記事信じるの(笑)って。
だって、あんなにメンバーが大好きで仕方ない人がグループを離れるわけないと思ってたから。






でも。







「すばる、明日会見するらしい」


そう言った母の言葉に変な胸騒ぎがした。
急に現実味を帯びてきた。
脱退は本当なのかもしれないと思った。




そして昨日、報道は揺るぎない事実となった。
信じられなかった。信じたくなかった。



メンバー全員のコメントを見てもう未来を変えることはできないんだと思った。
同時に涙が溢れてきた。



中途半端に大人になってしまった私は、子どものように「いやだ!」と駄々をこねることもできないし、
大人のように自分の気持ちに折り合いをつけることもできない。



ただ、目の前の事実を受け入れられずに、涙を流すことしかできない。
頭ではわかっている。でも受け入れられない。



私はこんなにも関ジャニ∞が好きなんだと思い知らされる。



「7人」が「6人と1人」になってしまう未来が悲しくて、寂しくて、苦しい。
気を張ってないと、誰かがそばに居ないと、すぐに涙が溢れてきてしまう。



こんな未来が来るなんてこれっぽっちも思ってなかった。
終わりは突然やってくることも、永遠なんてないことも知っていたはずなのに。



関ジャニ∞に限ってそんなことあるわけないと信じきっていた。
こっちが嫉妬しちゃうくらい苦しいことも楽しいことも全部共有してきた7人だから大丈夫だと思っていた。



大丈夫じゃなかった。全然大丈夫じゃない。



すばるくんは夢を追いかけて旅立ってしまう。



会見で真っ直ぐ前を見て話す彼に強い意志と覚悟を感じた。
そんな姿を見たら何にも言えないじゃん。



すばるくんを嫌いになれたら楽なのに。
この思いを怒りに変えられたら楽なのに。



そう思うけど、
私も、すばるくんを嫌いになんてなれない。

不器用で、自分の気持ちに嘘がつけなくて、眩しすぎるくらい真っ直ぐで、怖そうだけど本当はすごく優しくて愛情が深い人。


嫌いになんてなれないよ…。なれるわけないじゃん。
どんなに頑張っても『だいすき』しか出てこない。
だからこそとてもつらい。くるしい。



横山くんが『今日という日が来ないでほしい』と思っていたように、
私も『7/15という日が来なければいいのに』『時間が止まればいいのに』と思う。